ご存知ですか?
「虫歯・歯周病」にならない方法があります。
「虫歯・歯周病」にならない方法があります。
多くの方は、歯医者には虫歯になってから行くなど、治療を目的とするのが一般的な歯科医院の在り方だと思っています。
また、入れ歯はお年寄りの象徴だと思われるほど、加齢で歯が抜けるのが当たり前と思われています。
歯を失ってしまうのは「加齢」によるもので仕方のないことなのでしょうか。
諦めてしまっている方も多いと思いますが、実は歯が抜けるのは防ぐことできるのです。
適切なケアを行えば、虫歯や歯周病も防げます。
年齢を重ね、曾孫をみる頃になっても、ご自身の歯でおいしく食事を摂ることができます。
実際に欧米では高齢になっても、多くの方が自分の歯で食事をしています。
それなのに、日本人はなぜ多くの方が歯を失ってしまうのでしょうか?
民族的に歯が弱いからでしょうか。
いいえそんなことはありません。
それは、日本には「予防」という概念がないためなのです。
下のグラフを見てください。
「予防」が確立されている欧米では、高齢になっても歯が残っている人が沢山います。
「予防」とかんたんに言いますが、その方法についてはどうでしょうか。
「歯磨き」だけで予防ができるでしょうか。
もちろんご自宅でのケアは大切です。しかし、それだけでは除去できない歯垢や歯石等があります。
これは自身でケアするのは困難です。
しかも、虫歯の初期段階は非常にわかりづらく、見逃しがちです。目立つようになってから歯科医院へ行くのでは遅すぎます。
「予防」の方法は、「自宅でのケア」を欠かさず、その上で「歯科医院でのケア」を行うことです。
歯垢や歯石等は、特殊な機材を利用して歯科の専門家の手で除去する必要があります。
これを知らないでいると、一生懸命ご自宅で歯磨きをしても虫歯や歯周病になってしまいます。
また、虫歯や歯周病になりにくい人がいる一方で、なりやすい人も存在します。
口内細菌の有無を含め、「その人にあったケア」を患者さんご自身と歯科医院側が認識することが大切です。
当院では精密検査を行い、患者さんの状態を把握します。
その状態に応じて適切な予防プログラムを立案・実施してまいります。
まずはお口の状態を把握するために精密検査を行います。
虫歯や歯周病の有無を調べ、その方に合わせた治療プログラムを立案します。
位相差顕微鏡という顕微鏡をつかってお口の細菌を観察します。
菌の活動性や種類等を確認します。
細菌によって除菌・殺菌の方法も変わりますので患者さんに最適な方法を提案します。
また、治療前・治療後の変化も観察し、治療の効果を確認していきます。
お口の中を撮影します。
現状を把握するために必要な工程です。
歯や歯茎の色はもちろん、歯の裏側や奥歯のさらに奥まで、普段見えづらいところまで見ることができます。
歯や歯を支える顎の骨の状態を調べます。
また、病巣も確認できるので、肉眼ではわかりにくい虫歯や歯周病の有無まで判断することができます。
プラーク付着の状態、歯茎からの出血の有無、ポケットの深さ、歯の動揺度などを歯科医師や歯科衛生士が確認します。
これにより、歯周病等の進行度合いを確認します。
虫歯や歯周病の原因をご存知でしょうか?
虫歯にならないために、「甘いものを食べてはいけません」「歯磨きをしなさい」など、小さなころから言われていたと思います。
実は、甘いものや歯磨きのサボりが虫歯の直接的な原因ではありません。
真の原因は「菌」です。
口の中で増え過ぎた細菌に「感染」した結果が虫歯・歯周病なのです。
つまり、虫歯・歯周病予防で大切なのは「細菌のコントロール」なのです。
レーザーは、従来の治療では届きづらかった深いポケットのポケットまで殺菌ができます。
また、治療と同時に患部への殺菌・消毒もできるので、治療予後も良好です。
健康部位を傷つけずに治療を行うことができるので、痛みも殆どありません。
殺菌効果を持つレーザーは身体の負担をかけずに精度の高い治療を行えるということで、今後ますます期待が高まります。
3DSとは専用のマウスピース(ドラッグリテーナー)に抗菌剤の入った薬液を入れて装着する治療法です。
一定時間装着するだけで歯周ポケットの奥まで除菌できます。
PMTC(Professional Mechanical Tooth cleaning)はプロによる歯のクリーニングのことです。
歯科医院で専用の器具を使い、歯の表面の汚れや細菌を落としていきます。
起床時、口の中がネバネバしていることはありませんか?
このネバネバは細菌の塊で、バイオフィルムと呼ばれています。
これは普段の歯磨きだけでは落とすことができないので、歯科医院で行うPMTCという処置で落とします。
当院では担当歯科衛生士制を取っています。
予防歯科では「計画的な管理」「患者さんのライフスタイルへの精通」「信頼関係」を他のどの治療よりも重点におきます。
患者さん一人に専属の担当歯科衛生士がつき、責任を持って処置・管理を行うので、細かい変化にも対応できます。
「虫歯ができたから削る」「穴が開いたから詰め物をする」このような対処治療では場当たり的な処置にしかなりません。
私たち歯科医師・歯科衛生士の仕事は患者さんの歯を守ることです。
歯を守るための虫歯治療ですが、歯は削れば削るほど原型をとどめず、脆くなり、寿命が短くなってしまいます。
悪くなってから治療するよりも「今後虫歯にならない」ことを考える方が良い選択だと思いませんか?
残念ながら、通常の「治療」では歯を守ることはできません。
科学的根拠に基づいた、再発防止のための、根本から改善する「原因療法」を今からはじめましょう。
あまり知られていないことですが、適切な方法で歯をクリーニングすると「自然な歯の白さが蘇る」というホワイトニングの効果があります。
これは歯垢・歯石などを除去するときに、タバコのヤニ、茶渋などで着色した汚れも同時に落とすことができるためです。
また口臭も少なくなります。
保険適用。スケーリングにより歯周病の直接の原因となる歯垢・歯石を除去した症例。
リスクとしては、周囲の歯肉などが傷つく可能性が稀にある。
定期的(1~3ヵ月ごとに1回程度)にクリーニングを実施する事で、虫歯・歯周病予防にもなります。
更に、口臭をおさえ、歯の白さも維持できるという、まさに一石三鳥を得ることもできるということです。
「バス法」「フォーンズ法」「縦磨き」という言葉を耳にしたことがありますか。
実は、虫歯・歯周病を予防するための適切なブラッシング法なのです。
歯磨きはただ磨くだけではその役割を果たしていません。
歯磨き粉の清涼感だけで「磨いた」という気分になっている方が殆どだと思います。
事実、プロの目で見ると、肝心の「汚れ」はほとんど落ちていません。
当院では適切なブラッシング指導に加え、補助ツールとしての「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」の適切な使い方も積極的にお伝えしています。
このノウハウだけでも一生の宝となります。
是非、学びに来てください。
虫歯・歯周病の予防には「ご自宅でのセルフケア」と「歯科医院でのPMTC」の2つが柱となります。
このどちらか一方が欠けても予防にはなりません。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。